作文展示               田代稚恵美

 一昨年の発表会より、子どもたちの作文を展示しております。
一昨年は七点、昨年は八点、今回は十点の展示となります。
 近頃、パソコンなどの機器の普及はめざましく、メールに
押されて手紙を書く機会もめっきり減ってしまいました。
このデジタル化の時代に、心を揺さぶられるような事、
「感動」出来るような事も減ったような気が致しておりました。
しかし、子ども達はその小さな心で、素直に感じ、喜び、悩み、
悲しみ、心をふるわせていることが、作文から伝わってきます。
中には初めて作文を書いたという子もおりますので、文章としては拙いものもあるかもしれませんが、どうぞ、温かい目でお読み下さい。
子ども達には、色んなことを感じ、その思いを演奏を通して
人に伝えられる人に育ってほしいと願っております。
わたしとピアノ  かげやま ゆな(6さい)

わたしはきょねんの8がつにピアノをならいはじめました。たしろせんせいは、がんばってれんしゅうするといっぱいれんしゅうしたわねとほめてくれてしいるをくれます。あめもくれます。わたしは、あめをなめながらかえるときたのしくなります。            

 このまえさいしょにもらったあかいほんからきいろいえほんにかわりました。つぎはなにいろのほんになるのかたのしみです。いちねんせいになったらもっとじょうずになりたいです。せんせいみたいにひけるようになっておきゃくさんのまえでこんさーとにでてゆうしょうしたいです。

ピアノと田代先生とぼく  佐藤 輝季(小1)

 ぼくは、ピアノが大すきです。でも、れんしゅうは大、大、大きらいです。それでも、上手になりたくてまい日れんしゅうをしています。田代先生は、はっぴょう会の曲に、いつもむずかしい曲をえらんでくれます。ぼくは、むずかしい曲をもらうと、とってもうれしいです。りゆうは、田代先生がぼくのピアノが上手になったと、みとめてくれたんだ。とおもうからです。

 むずかしい曲をプレゼントしれくれた、田代先生にぼくはさいこうのえんそうをプレゼントして、はっぴょう会で田代先生をなみだが出るくらいビックリさせたいです。はっぴょう会にさいこうのえんそうができるようにがんばります。

わたしとコンクール  大西 和歌 (小1)

 ならいはじめたとき、田しろせん生に、「おゆびがつよいね。」といわれました。でもなかなかかたくていい音が出ませんでした。

 ピアノをはじめて一年たったころ、「コンクールをうけてみない。」といわれました。そして、つぎのレッスンのとき、「うけます。」といいました。せん生は、「コンクールは、うかる人とおちる人がいるの。おちたくないわよね。」といいました。わたしはおちたくないとおもいました。よせんのきょくは「ろぼっとのこうしん」です。はじめてのコンクールなのでドキドキしました。そして、よせんは、じゅんゆうしょうでした。とてもうれしかったです。

 つぎは、うかった人があつまってやります。だからむずかしいとおもいました。よせんよりもっとれんしゅうしなきゃいけないなと、おもいました。こんどのきょくは、ていねいにひけるようにれんしゅうしました。けっかはゆうしょうでした。よせんよりいいしょうでうれしかったです。

 田しろせん生のレッスンをうけているうちにピアノがどんどんすきになっていきます。さいしょはいい音がわからなかったけど、いまは、わかるようになってきました。かんとう大かいでは、きれいな音でたのしくひけたらいいなとおもいます。そしてこれからもっともっとピアノをつづけていきたいです。

わたしとピアノ   伊東 彩声  (小1)

 わたしは、じつはピアノのれんしゅうが大すきです。でも自分では、できたとおもっても、レッスンでは先生になおすところをたくさんおしえてもらいます。いい音を出すために音のひびきをよくきいたり、いい音がくをきいたりしたいとおもいます。

 そして、三、四年生くらいまでに「きふじんのじょうば」をひきたいです。ゆめがかなうようにこれからもなかないでがんばります。

たのしかったステップ  片岡 優花  (小2)

 わたしは、10月31日に、室内楽のステップにさん加しました。

室内楽とは、ピアノを一人でえんそうするのではなく、ヴァイオリンやチェロなどいろいろな楽っきとアンサンブルをします。そして、わたしが、あわせた楽っきはチェロで、秋のスケッチというとてもすてきなきょくをえんそうしました。

 こないだ、夏にあったソロのステップをやってみて今回は、室内楽だったので、チェロとうまくあわせられるかしんぱいでした。やっとわたしのじゅんばんがまわってきました。その時に田しろ先生がいたのできんちょうしました。

 ひきはじめに考えていたことは、会場の人たちに、わたしのピアノの音色がひびいて、きれいな音楽を聞いてもらう。ということを考えていました。そして、ひきおわりました。ひきはじめに考えていたことが、ほんとになりました。うれしかったです。

 ひきおわったらお母さんが、「じょうずだったね。」と言ってくれました。これでぜんぶがおわりました。つぎに、アドバイザーの先生方のこうひょうとけいぞくひょうしょうがありました。わたしはピティナに5回でたのでひょうしょうされました。うれしかったです。

 外に出て、いよいよ先生方のひょうかです。なんと、ぜんかいよりブラボーが1つふえて、ブラボーが2人グレートが1人でした。こんどは、全いんがブラボーになるようにがんばりたいです。

わたしとピアノ     上田 萌莉(小2)

 一年前、近所のお友達の発表会を見に行った時、演奏をしているお友達がみな、すばらしくどうどうとひいていたので、私もあのような演奏が、できたらなと強く思いました。

 田代先生のお教室に通い始めて、もうすぐ一年になります。田代先生は、ひき方、時には歌い、ピアノの事やその他、多くの事を、教えてくださります。そして、たくさん笑ってくれます。

 上手に弾けた時に、「いいわね。」といってもらえるのがすごくうれしいです。

 レッスン中に「手のひらに宝石はこを入れて!手のひらが高い方が、宝石みたいなキラキラした音が出るのよ。」と教えていただきました。キラキラした音をたくさん出せる様にがんばりたいです。

 田代先生に教わる様になって、ピアノがどんどん好きになりました。

メソメソ菌      中島 結音 (小2)

 さいきんわたしは、よく泣いてしまします。とくに、ママとのレッスンの時などによく泣いてしまいます。前は、そんなに泣かなかったのに、どうしてなんだろうと思いました。なぜなのか考えてみることにしました。

 できないとくやしがり菌がこころにくっついて、もう一どやってみてできないと、今どはなみだ菌が目にくっついてくやしがり菌となみだ菌がバクハツして、メソメソ菌になってなみだが出ることが分かりました!

 それをげきたいするには、田代先生のレッスンでパワーみなぎり音ぷをもらいわたしの心のしずくとまぜて、メソメソ菌げきたいカプセルを作るのです!

 それをのみつづけると、ママがダメ出ししても、メソメソ菌が出てこなくなってくると思います。本当にそうなるかは、分からないけど、そうなるといいなあと思いました。

はじめてのコンクール    遠藤 怜奈 (小3)

 わたしは、きょ年はじめてグレンツェンのコンクールにでました。今わたしは、バイエル4の練習をしています。予せんのコンクールの曲は、それよりずっとむずかしいきょくでした。とくに、最後の8分音ぷばかりのところが毎回すべっていて、上手にひけませんでした。田代先生に、「リズム練習をしたらすべらなくなると思うからやってみてね。」と言われたので、練習をつづけると、上手にひけるようになりました。でも、そこの練習ばかりやっていたので最初の方のなめらかにひくところがどうしてもひけなくて、田代先生にたくさんしかられました。

 コンクールの前にステップに出ましたが、いっぱいまちがえたので、コンクールもだめかなあと思いました。何度練習してもまちがえずにひけませんでした。コンクールの2日前初めてまちがえずにひけました!!「あれ?もしかしたら、、、」と、思いました。前日に、田代先生が「本番もそれぐらいひけたらいいんじゃない。がんばってね。」といわれて勇気が出ました。

 コンクールの当日、すごく楽しみで会場に行きました。自分の番が近づくと、きんちょうして、ひく前には、足がガタガタふるえました。先生に教えてもらった事を思い出しながらひきました。「あ〜終わったー。」と思うとおなかがすいてきました。けっか発表の時がきました。名前をよばれた人は、どんどんぶたいにあがっていきます。銅賞にも呼ばれなかったのでもう落ちたなぁーと思いました。がっかりしていると「金賞遠藤怜奈さん」と言われたので頭の中が真っ白になりました。賞じょうと、大きなトロフィーをもらいました。まさかもらえるとはおもっていなかったので、もらった後どうしていいのかわからず、ぼーとしてしまいました。そしたら後ろのみんなが、おじぎをしたので、わたしもあわてておじぎしました。

 コンクールの練習はきびしくてたいへんだったけど、みんなのえんそうが聞けて楽しかったし、勉強になりました。

 いっぱい練習して、もっと上手になったらまた出てみたいです。

グレンツェンピアノコンクールへの思い 

                    梅澤真実愛(中1)
 私は、予選でコンクールの時、「銀賞」をもらいました。でも、あまり練習しなかったのでこの賞をもらった時は、とってもびっくりしましたが、すごく嬉しかったです。

 この賞を取れたのは本当に先生と家族が支えてくれたからだと思います。先生もあきらめすに教えてくれました。

 次の本選では、本当にだめかと思いました。予選の時と同じ様もあまり練習しなかったので自信がありませんでした。そこで、追加レッスンを入れてもらいました。もし、これがなかったら、絶対に落ちていたと思います。

 先生は毎回熱心に指導してくれたのに、あまり練習しなかったため思い通りに曲が弾けませんでした。そして、お母さんや先生を悲しませてしまい、「もっと努力しよう」と思いました。

 本番直前のレッスンの日に先生から、「自分のテンポでゆっくり頑張って来なさい。」とアドバイスをもらいました。そして、本番当日は少しあせってしまい、結果がとても不安でした。しかし、「優秀賞」をもらい安心しました。先生の熱意のあるレッスンのおかげだと感謝しています。

 次回の関東大会まで2ヵ月もありません。しかも、発表会の曲もあるので2曲練習しなければなりません。でも、部活や塾などがあり、忙しいですが練習する時間をちゃんと取り、先生に負担をかけないようにしたいと思います。関東大会と発表会では、音をちゃんと響かせ美しい曲を弾きたいと思います。

 いつも応援してくれる家族や先生に喜んでもらえるように頑張りたいと思います。

私とピアノ       今村 樹乃(中1)

 私は、ピアノを始めて今年で9年目になります。今年は中学校にも入学したこともあり、勉強、部活、ピアノの両立が本当に大変でした。学校から帰ってくると疲れてピアノの練習する元気も出ない時もありました。これからピアノを続けていけるか不安な時期もありましたが、毎日少しでもいいから「ピアノを弾く!」という自分なりの目標をたてて、何とか今までがんばってきました。

 大変だと分かっていながらコンクールにも挑戦をし、3月に東関東大会に出場します。ピアノの発表会とコンクールの時期が重なっていて、先生のピアノのレッスンはふだんのレッスンよりも厳しいです。先生に厳しく指導していただいて、コンクールと発表会の曲が上手く弾けるようになりたいです。田代先生、これからもよろしくお願いします。これからもがんばっていきたいと思います。