作文展示      田代稚恵美

昨年の発表会より、子どもたちの作文を展示しております。
今回も、募集したら、八人の子どもたちが書いてくれました。
子どもたちは、ピアノを通して、人生の歩き方、生きる姿勢を学んでいると自負しております。
 
私も、単にピアノの演奏技術を身につけるだけでなく、
「人」としてのありかた、人間性の確立というものを目指しておりますので、子どもたちにも真剣に対応しています。
 子どもたちが大きな壁にぶつかった時、それを乗り越えるまでには、多くの葛藤があるはずです。 
 発表会の演奏というものをうわべだけで捉えるのではなく、そこまでの子どもたちの道のり、心もようを見て頂きたいと思いました。
ピアノとわたし  いとうあやな(6さい)

わたしはいま、ピアノのれんしゅうをがんばっています。
レッスンのとき、ちゃんとへんじをすると、せんせいがほめてくれるし、ぜんぶのがくふをひくのがたのしいです。
ビーズのやつで20かいかぞえてひいています。
おとをひびかせるのはむずかしいけど、じょうずにできるといいです。はっぴょうかいではこうこうせいみたいにおもわれるようひきたいです。これからもがんばります。
たしろせんせいとぼくとピアノ  さとうてるとし(6さい)

ぼくは、れんしゅうのとき、おこりたくないけれどなぜかおこっちゃいます。
そのときはおおきなこえでわらえばいいとおもいました。
でも、わらうのはむずかしいです。
たしろせんせいといっしょにれっすんをするとピアノがすごくたのしくなります。
だいすきになります。
せんせいのれっすんとおうちのれんしゅうでもっともっとピアノがたのしくじょうずにひけるようになりたいです。
ピアノとわたし  片岡 優花 (小1)

 わたしは、ピアノをようちえんのときからはじめました。 
ひっこしをしてきて、きょ年からたしろせんせいにならいはじめました。
ピアノはたのしいです。
 いろんなきょくをひいたり、おうたをうたったりできるからです。おうちでれんしゅうするときは、すきなきょくをCDできいて、それを音をさがしながらひくことがとても、たのしいです。
これからのもくひょうは、もっとピアノをれんしゅうして、コンクールにしゅつじょうしていつかゆうしょうしたいです。
わたしとピアノ   梅澤 愛純  (小2)

 わたしが、ピアノをやりはじめたきっかけは、姉のピアノれんしゅうを見て、楽しそうにやっているので、ピアノにきょうみをもちはじめました。そしたらわたしは、姉の見学を見て「ピアノってこういうものなんだあ。」と思いました。つぎのピアノのとき、わたしはドキドキしながらドアをあけて中に入りました。姉がさきにやってつぎは、わたしです。いすにすわりピアノをひきました。ピアノがおわったときさいごに、あめをもらいました。それがなれてきたら、こんどのピアノは、姉とわたしでピアノのレッスンに行きました。だんだんおんぷとかがふえてきたり、むずかしいきょくがふえたり、ドリルを見てやったり、れんしゅうをしていました。今のわたしは、田しろ先生におしえてもらったり長いきょくをひいたりしています。もうすぐはっぴょうかいがちかづいているので、とても楽しみです。

ぼくと田代先生        梅 眞一朗  (小3)

 田代先生、ぼくの手紙の返じをありがとうございました。ぼくは学校の国語のじゅぎょうで、「楽しい活動を考えよう」という活動がありました。 
 毎週、ピアノをやさしく教えてくださり、一年生の時からピティナピアノコンペティションに出てこれたのも田代先生のおかげだから、田代先生に書こうと思いました。
 「発表会でひく「ウォータールーの戦い」の曲をがんばります。」と手紙に書きました。
そうしたらすぐに田代先生が、「今年の発表会の曲もどんな風にひきこなしてくれるのか楽しみにしています。また一緒にがんばりましょうね。」と書いてくださいました。
 去年のピティナピアノコンペティションでが、本選優秀賞をいただきました。本選でひいた「魔女たちのおどり」が大好きでした。リズム練習がとても大へんでした。リズム練習のし方を田代先生からたくさんならいました。毎日毎日練習をつづけていたら、指がとてもよく動くようになってかっこよくひけるようになりました。今回の「ウォータールーの戦い」もリズム練習が大へんです。でも、ぼくはかっこよくひけるようになるために毎日がんばります。戦いの様子やよろこびの様子がみんなにつたわるといいな〜。そして、田代先生にまたたくさんほめてもらいたいです。
これからも田代先生にならって辻井さんみたいにベートーベンのピアノソナタがひけたらいいなあと思っています。
私とピアノ         今村 樹乃 (小6)

 ピアノのレッスンの日、私は朝からきんちょうしています。リズム練習をあまりやっていかなかった時、自信のない時は、レッスンに向かう車の中でとてもドキドキしています。田代先生は思うようにひけない私に、すぐ気づいてそして怒られます。心の中で「もっと練習してくれば良かった。リズム練習がんばればよかった。」とおもいます。怒られて、泣いてしまう時もありますが、たまに「良くなってきたよ。」とほめられるととてもうれしいです。だから、今までがんばってこれたんだと思います。
 春から、中学生になるので、勉強とピアノの両立ができるかとても不安ですが、これからもずっと田代先生にピアノを教えてもらいたいです。そして、みんなを感動させる曲を演そうできるようになりたいです。 
田代先生、これからもよろしくお願いします。
私と田代先生          梅澤真実愛 (小6)

 私は五才の時、ピアノを始めました。 
最初のレッスンでは、ワクワクして楽しみでした。一回目の発表会では難しかったですが、田代先生と一緒にやって上手に弾けました。小学生になると、勉強をやるようになり、ピアノの時間が少し縮まるようになり、2年、3年生になるにつれてピアノの練習時間が縮まっていくので少し大変だったけど、田代先生は優しく教えてくれてすごくいい先生で、4年生では浜離宮と言うすごい所でピアノを弾かせてもらいとてもうれしかったです。でも、浜離宮の曲はすごく難しくて泣いたときもありました。でも、毎回、田代先生は明るく出むかえてくれるので、すごくほっとしました。本番では、上手に弾けてとてもうれしかったです。私の中で田代先生は、かけがえのない先生になりました。これからも難しい曲目に挑戦して、スゴイピアノが弾ける人になりたいと思いました。先生のおかげです。
私とピアノ          木下 陽子 (中2)
 私は、ピアノを始めて八年目になります。最初はすごく練習するのが好きで、幼稚園の頃は帰ってきたらすぐにひいていました。それに、練習して上手にひくほど、先生がほめてくれてうれしかったからです。
 三年生の頃から、練習するのが少しいやになっていきました。学校のこととかもあったし、土、日も友達と遊んだりしてて、「別に練習しなくても、、、。」と思うようになったからです。急に曲もむずかしくなり始めたし、前よりも、ひけるようになるまで時間がかかるようになったからです。そのたびに、先生におこられました。
 五年生から私は音楽委員になってピアノ伴奏をするようになりました。やっぱり伴奏はちゃんとひかなきゃめいわくかかっちゃうし、みんなの前でひくから、がんばらなきゃ。という思いがありました。それからますます、伴奏以外の曲を練習しないようになりました。
 今、中学生になって、流星祭の伴奏ができてとても良い思い出だと思っています。これも、田代先生がいつもダメな私に一つ一ついろいろなことを教えてくれるおかげです。ありがとうございます。
 今年の発表会、せっかくみんなの前でひけるのだから、いつも練習してなくておこられてばかりだけど、がんばりたいです。